「海外にも進出している」日本の外食チェーン店10選

海外に進出する日本の様々なチェーン店

ファミリーレストランなどの外食チェーン店の魅力は何と言ってもいつでもお手頃な価格で

美味しい料理が食べられるところです。そんな日本の外食チェーン店が今、

次々と海外に進出している事をご存知でしょうか?

まずご紹介するのは有名な「カレーハウス Coco壱番屋」です。

名前の通りカレーの専門店ですが、海外にも複数の店舗を出店しています。

アメリカ、ハワイ、中国、香港、台湾、韓国、タイ、シンガポール、フィリピン、マレーシアに

各店舗が34店あり、特に中国はお店の数が多いです。

今や日本の国民食とも言えるカレーライスが、そのままの味で海外の方に親しまれているのは何だか嬉しいですよね!

次にご紹介するのは「サイゼリヤ」です。

良心的な価格でイタリアンが食べられるレストランチェーン店ですが、こちらも

アジアを中心に中国、香港、台湾、シンガポールに店舗があります。

新鮮な野菜を提供する為に、生産地からすぐに野菜を冷却して店舗まで配送するなどの

工夫がされているので、現地のお店でもフレッシュな野菜が食べられるようになっています。

ちなみにイタリア料理に使用する生ハムやオリーブオイルなどは、全てイタリア産を使用しているそうです。


次々に海外に増える牛丼チェーン店

外食チェーン店の中でも、いつでも気が向いた時に手早く食べられて、お財布に優しいのに

お腹がいっぱいになる牛丼屋が好き! という方も多いのではないでしょうか?

実は今、牛丼チェーン店が次々と海外進出しているんです。

「吉野家」はアメリカ、中国、香港、台湾、シンガポール、フィリピン、インドネシア、タイなどを

合わせて、2015年現在656店舗を展開しています。

牛丼の調理法は基本的に変わりませんが、名称は各国によって異なり、アメリカでは

beef bowl(ビーフボウル)と呼ばれて親しまれています。

現地限定メニューには、牛丼と照り焼きチキン丼と温野菜丼が一度に一つの器で食べられる

コンボ丼(アメリカ)や、牛丼ラーメン(シンガポール)などがあります。

同じ牛丼チェーン店のすき屋は、中国、ブラジル、タイに進出しています。

海外のすき屋のメニューもご当地メニューがそれぞれあり、中国では番茄牛丼(トマトの入った牛丼)や

麻婆茄子牛丼があります。ブラジルでは豆、牛肉、豚肉を煮込んだフェイジョアーダという

ポルトガル料理がご飯の上に乗ったメニューがあったり、タイではお馴染みのパクチーが

たっぷり乗ったパク玉丼(パクチーと温泉卵のトッピング)など、個性豊かなメニューが提供されて

いるようです。


多様なジャンルの日本のお店が進出

上記で紹介したお店の他にも、中国、香港、シンガポールに店舗展開をしている「和民」や

アメリカ、シンガポール、カナダ、インドネシア、台湾、香港、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピンに

出店している「牛角」、本場中国などに出店している「餃子の王将」などがあります。

「モスバーガー」は台湾、シンガポール、香港、タイ、韓国、インドネシア、中国、オーストラリアなどに

お店を出していて、中国では朝食メニューの提供をしたり、オーストラリアでは日本の2倍の大きさの

パティを使用するなどの工夫がされています。

「SUSHI」の愛称で海外でも近年人気が高まっている寿司のチェーン店も、次々に進出しています。

アジアを中心に店舗展開をしている「元気寿司」や、タイに出店している「平禄寿司」、

アメリカと台湾に出店している「くら寿司」などがあり、その土地に合わせたご当地メニューや

現地の人の味覚に合わせて味付けを変えるなどの工夫もされているようです。

日本食から洋食料理まで、日常生活の中で普段から親しまれている様々な外食チェーン店ですが、

現在その「お馴染みの味」は海を飛び越えて海外に進出し、現地の人々の日々の食事にも

根付いてきています。

「日本発」のお店がこれからどんどん海外で活躍するのが楽しみですね!

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